王恒弁護士は環球法律事務所北京オフィスのパートナーであり、主に民商事紛争解決に関する業務を取り扱っており、特に国際貨物売買、持分投融資、持分譲渡、中外合弁・合作、コーポレートガバナンス及び会社支配に関する国際・国内の商事仲裁や訴訟等の紛争解決案件の処理を得意としています。

王弁護士は代理人として中国国際経済貿易仲裁委員会、国際仲裁裁判所（ICC）、香港国際仲裁センター、シンガポール国際仲裁センターにおける国際商事仲裁案件、及び国内の仲裁機関における仲裁案件に数多く携わったほか、中国の最高人民法院国際商事法庭等を含む各レベルの法院における商事紛争案件を代理してきました。

王弁護士が代理人を務めた代表的な紛争解決案件には次のものがあります。

• 一連の「RED BULL」案件における合弁及び会社関連紛争の解決（T.C.Pharmaceutical Industriesの代理人として）。具体的には会社の剰余金分配紛争、株式譲渡契約紛争、株主資格確認紛争等。
• 国際仲裁裁判所（ICC）における中外合弁企業の契約紛争、ライセンス契約紛争の仲裁（中国有名服装加工企業の代理人として）。
• 香港国際仲裁センター及び中国国際経済貿易仲裁委員会における投資契約関連紛争の仲裁（国外外貨建投資ファンド及び国内投資ファンドの代理人として）。
• 国際連合国際商取引法委員会の仲裁規則に基づく貸付契約紛争の仲裁（国外のベンチャーキャピタルファンドの代理人として）。
• 中国国際経済貿易仲裁委員会における風力発電設備部品の供給契約に関する紛争の仲裁、及び中国法人におけるファイナンスリース契約関連紛争についての訴訟（中国有名風力発電設備製造会社の代理人として）。

王弁護士は2014年に環球法律事務所に入所しました。入所以前は、ほかの大手法律事務所でM&A及び外商投資に関する業務を取り扱っていました。

中国弁護士資格

2010年　中国政法大学　法学学士

2013年　中国政法大学　国際法修士

2018年、Bar Council of Englandにより選ばれた15人の中国弁護士の1人として、Bar Council of Englandと中国国際経済貿易仲裁委員会が共同主催した2018年度「Bar Council of England中国弁護士研修プロジェクト」に参加し、ロンドンで研修、実習、交流を行いました。

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