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主要取扱分野と業務経験

任清弁護士は環球法律事務所北京オフィスのパートナーで、主に紛争解決、国際貿易、独占禁止法、越境投資・M&Aに関する業務を取り扱っています。

 

任弁護士は中国国際経済貿易仲裁委員会、中国海事仲裁委員会、北京仲裁委員会、上海国際経済貿易仲裁委員会、深セン国際経済貿易仲裁委員会、重慶仲裁委員会等の多数の仲裁機関の仲裁人を務めており、仲裁人、又は代理人としての商事仲裁業務や、投資家対国家の紛争の仲裁業務にも携わっています。

 

また、任弁護士はWTO協定及び自由貿易協定に精通しており、WTO紛争案件を数多く手がけるとともに、国内外の企業及び経済団体に貿易政策に関するコンサルティング、貿易実態調査、輸出管制、経済制裁等に関するリーガルサービスを提供しています。

 

さらに、中国国内外のクライアントに、独占禁止法に関する経営者結合申告、独占禁止法に関する調査への対応、独占禁止法に関する民事訴訟、独占禁止法に関する企業コンプライアンス等のリーガルサービスを提供しています。

 

このほか、任弁護士は外商投資関連法令の起草に携わった経験を有し、多数の多国籍企業をサポートし、外国投資に関する中国法律上の問題を解決に導くとともに、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカにおける中国企業の海外投資も推し進めています。

職務経歴

環球法律事務所入所以前は、中倫法律事務所、中国国家商務部条約法律司に勤務していました。

執務資格

中国弁護士資格(2004)

学歴

中国人民大学 法学学士(2002)

中国人民大学 法学修士(2004)

受賞歴

『Chambers Asia-Pacific』
国際貿易/世界貿易分野 Recommended Lawyerに選出(2019年)
『The Legal 500 Asia Pacific』
国際貿易/世界貿易分野 Recommended Lawyer に選出(2018年、2019年)
紛争解決分野 Recommended Lawyerに選出(2018年)
独占禁止法及び競争法分野 Recommended Lawyerに選出(2018年、2019年)
『Asian Legal Business』
「Top 15 Rising Lawyers」に選出(2017年)
中国仲裁法学研究会 
「中国仲裁ランキング優秀個人賞」受賞(2016年)

社会職務と会員資格

中国国際経済貿易仲裁委員会国際投資紛争仲裁人
中国海事仲裁委員会仲裁人
北京仲裁委員会(北京国際仲裁センター)仲裁人
上海国際経済貿易仲裁委員会(上海国際仲裁センター)仲裁人
深セン国際仲裁院仲裁人
重慶仲裁委員会仲裁人
徳陽仲裁委員会仲裁人
中国法学会世界貿易組織法研究会常務理事
最高人民法院国際商事仲裁及び投資仲裁研究基地第一陣専門家
中国仲裁法学研究会アジア・太平洋仲裁研究専門委員会委員

主要著作

Ping An v. Belgium: Temporal Jurisdiction of Successive BITs, ICSID Review (No.1, 2016)

Anti-trust Litigation in China: a Review for the Year of 2016, Competition Policy International (March 2017)

「WTO紛争解決雑感」 (『法学家茶座』)

「TPPから見る中米二国間投資協定交渉」 (『中国社会科学報』)

「TPP協定30の問い」 (財新網コラム)

「中国輸出管制法律制度についての議論」 (『律商聯訊』)

「『輸出管制法(草案)』の解説」 (財新網)

「301条調査対応のための“7つの武器”」(財新網)

「301条調査の衝撃波」 (『中国外匯』)

「米国対イラン制裁再発動に関するリスク防備」(『中国外匯』)

「『外国投資法』草案の3つのキーワード」(『中国法律評論』)

「ネガティブリスト:国際投資規則の新動向」(『人民日報』)

ほか著書多数

使用言語
中国語、英語